居酒屋経営の経費はどのくらい?

「居酒屋は儲かる」って言われていますが、本当でしょうか?

本来、商売は繁盛すれば儲かるのが当たり前です。

しかし、商売も根本的な考え方だと、そうも言い切れません。

私の経験から言うと、「セコい」人が「ウマく」やると成功します。

今回は、やりくり上手な経営についてお話しします。


居酒屋経営のココがポイント!

経営をしていく中で、数字の管理は必ず必要です。

細かい管理からザックリ管理まで様々ですが、まずはザックリと見てみましょう。

まず、売上があって、仕入れにかかった材料費やスタッフの給料、

家賃、水道光熱費などを支払って、残れば『利益』となります。

細かく見ると、消費税や所得税など『税務』に関わる部分です。

これは、専門的な知識が必要なので、会計士や税理士に頼ることも「手」です。

なので、ここではザックリと「経費」について解説します。


経費の中身

初めに土台となる『売上金』がありますが、これは「お客様がご飲食した代金」です。

お客様に提供する飲料や料理は、材料を購入して調理されます。

つまり、『仕入れ(原価)』です。

居酒屋業界では、原価率は30~38%といわれています。

決まっているわけではなく、これくらいが妥当なラインなのです。

また『人件費』は、ご存知の通りスタッフの給料です。

社員雇用とPA(パート・アルバイト)雇用とありますが、

一般的に人件費率は20~30%が妥当なラインです。

『率』という表現を多く使いますが、これは「対売上高」の比率であり、

いわば「結果の数字」なので、売上高の増減で変化します。

その他には、家賃や水道光熱費などがあります。












必要な経費

上記に挙げた「経費」は、最低限必要な経費です。

実際には、もっと多くの経費がかかっていることは知っての通りです。

経理上の勘定科目に分けて見ていきましょう。


消耗備品費

調理に使う調理器具、料理を盛る食器やグラスなどの『什器』、

洗剤やお手洗いで使用するトイレットペーパーなどの『消耗品』。

また、ゴミ箱や掃除用具などの『備品』もあります。

これらの購入費用をまとめて『消耗備品費』といいます。

殆どは、開業前に揃えますが、食器が割れてしまったりしたら、

購入しなければなりません。


通信費

電話やFAXなどの費用ですが、近年はインターネット回線も必須になっています。

開店時には、回線開通工事費がかかることを忘れずに。

また、店内の音楽など有線を利用するのであれば、月額固定で使用量がかかります。


衛生費

一般的に、ごみ処理費やユニフォームのクリーニング代、

入口マットやトイレマット類、おしぼりなどを含みます。


保険料

火災保険や地震保険などを指し、年払い契約がお得です。


修繕費

開店当初は心配ないのですが、何年か営業していると、

必ず、設備の故障や家具の破損などが発生します。

その際にかかる修理費用です。


租税公課

収入印紙です。

売上げ代金が5万円以上の場合、200円課税されます。

この収入印紙の取扱いは慎重にしないと、脱税の対象になります。


広告宣伝費

雑誌や情報誌への掲載や、広告代理店のサイトへの掲載、HPの作成費用などです。


支払手数料

業者への振込、給料の振込などにかかる手数料です。


諸会費

商工会や町内会の会費です。


リース料

設備の中でリース契約したものや、HP作成でレンタルしているサーバー使用料などです。


クレジットカード手数料

もし、クレジットカードの利用ができるのならば、お客様の利用した金額から、

クレジットカード会社に手数料が支払われます。


さいごに

商売には、経費は必ずかかり、またそれを「支払い」しなければなりません。

「今日は、たくさん売上あったから、みんなで飲みに・・・」

なんて破天荒な行動をしてしまったら、支払いができなくなってしまいます。

仕入れに関しては、月末〆の翌月支払いなどの契約があり、

それまでに、現金もしくは預金がなければ、信用を失うだけです。

そんなことにならないためにも、必要な経費を把握し、

『信用』という実績を積み重ねることは非常に大切です。

お金を儲けるためには、お金にセコくなければなりません。

いかに、支出を抑えるかが『商売の鉄則』なのです。

 

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