電車の『優先席』は事故の被害も優先される?

日本の列車運行管理システムは、世界トップレベルの精度を誇っています。

しかしながら、事故は無くならないのが現状です。

自分で運転する車やバイクの事故は仕方ないが、乗客として電車事故を回避する方法は無いように思います。

jiko

事故から学ぶ

列車の衝突事故例(1)

1988年12月、JR東日本の総武線「中野駅」で発生した列車衝突事故を見てみましょう。

この事故は、停車中の下り列車に、後続電車が追突したのです。

2名が死亡し、116名の乗客が重軽症を負ってしまいました。

原因は、その日のダイヤ全体が遅延していて、後続の電車の運転士が遅れを取り戻そうとして、停止信号を無視してしまったことでした。

なくなった2名のうち1名は、後続車の運転士でした。

もう1人は、その車両の乗客で『優先席』に座っていた方でした。

 

列車の衝突事故例(2)

2014年2月の深夜、東急東横線「元住吉駅」構内で起きた列車の衝突事故を見てみましょう。

停車中の電車に後続車が追突し、脱線したものです。

10人が軽傷を負い、1人が車椅子で運ばれました。

この時のニュースに映し出された画面には、押しつぶされた列車の窓に『優先席』の表示があったことに驚きでした。

たまたま、優先席に乗客は座ってなかったからよかったもの、もしその付近に乗客が乗っていたら、単なる軽傷では済まなかったかもしれませんね。

 

連結付近は弱い

電車の構造上、車両と車両を連結する部分が弱いことは仕方がないことです。

プライオリティシートと呼ばれる『優先席』は、その車両の前後にある連結部分の近くに設置されているのです。

その結果、事故が起きてしまった際に、優先席が激しい損傷を受けてしまうことがお分かりと思います。

電車を乗る際には、このことを頭の隅っこの方に置いておくことをオススメします。

 

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