駅の大きな鏡は自殺予防?

国土交通省のデータによれば、国内の鉄道自殺は毎年500~600件で推移しています。

最も多い自殺があったのは、リーマンショック後の2009年度で677件も起きています。

 

地域別データ


地域別で見てみると、近畿が年間90~100件で横ばいです。

関東を除くその他の地域では減少傾向にあります。

しかし、首都圏(東京、埼玉、千葉、神奈川)だけは、増加していることが記されています。

これは、毎日1人が鉄道自殺している計算になるというのには驚きですね。

 

自殺多発駅


2002年~2013年の累計を見てみます。

最も多い駅は新宿駅の21件です。

次いで、東京駅・川崎駅・戸塚駅が18件、新小岩駅・横浜駅が17件、荻窪駅16件、国立駅15件となっています。

 

自殺防止策


ホームドア


山手線では、プラットホームに電車が停止した時以外には、路線に出られないように「ホームドア」を設置したのは知っていると思います。

しかし、莫大な費用がかかるため、全部の駅には設置されていません。
 
door
 

LED照明


JR東日本は、中央快速線の東京~高尾駅と、立川~八王子付近の踏切に「青色LED照明」を設置しました。

これは、青色の持つ、人の心を落ち着かせる効果を期待したものです。

 


新宿駅をはじめ、ホームに「大きな鏡」を設置した駅もあります。

通勤・通学途中に、身だしなみを確かめるためではなく、自殺防止のためなんです。

自ら命を絶とうと思い詰めた人が、鏡に映る他者の存在を認識し、また他者の目に映る自分の存在を自覚させることを目的としているそうです。

存在価値を考えさせ、自殺を思い留まらせる効果が期待できるのだそうです。

 

イルカの映像


成田エクスプレスがホームをすれすれで通過することが原因で自殺者が多いとされるJR新小岩駅では、天井を青くしたり、構内に青い水中を泳ぐイルカの映像を映したモニターを設置しています。

これは、利用客の「ストレス緩和」を狙ったものらしいです。

 
 

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ